高台の暮らしってどう?魅力ポイント&注意すべきポイント【その1.魅力ポイントについて】

「見晴らしが良さそう!」というプラスのイメージが強い“高台”の住宅。高層ビルや賑やかな生活から少し離れているので「環境の良いエリアに住みたい」という人から注目されています。

ただ、メリットばかりに気を取られていると、後悔にも繋がるかもしれません。魅力的なところ、注意しなければならないところ…と両面から高台の住宅を検討していきましょう。

今回は、高台の土地を選ぶときの「魅力」について迫ってみたいと思います。

◆静かに生活ができる

高台は基本的に住宅ばかり建っているので、車や人通りが少ないのが特徴。都心部の繁華街に暮らすのとは違い、朝や夜に静かなのはもちろん、日中も穏やかな静かな暮らしができるでしょう。

窓を開けて過ごしても、車の音やクラクション、通行人の話声もあまり聞こえないので、静かな生活を送りたい人に向いています。

◆高いところからの素晴らしい景色

低地で見晴らしを希望するなら、マンションの高層階という選択肢しかありませんよね。でも、高台なら、一般的な2階建て住宅でも高層階からの眺めのような開放感のある景色を見ることができます。山や海、川、港など、遠くの景色が日常的に見られます。のんびりした気持ちで過ごすことができそうですね。

◆爽やかな風を感じられる

高い土地にあり、高い建物がないので、風が通りやすいのが特徴です。窓をあけると爽やかな風が通ってくるのを感じられるでしょう。交通量も少ないので、「排ガスが入ってくるから窓を開けられない」ということもありません。自然に近い、爽やかな空気を毎日住まいに取り込めそうですね。

◆太陽の恵みを受けやすい

高台にある住宅地は、高さの高い建物はほぼなく、一般住宅が立ち並んでいる程度。そのため、何かの影になって日当たりが悪いことはあまりありません。日当たりの良さを確保でき、明るい暮らしが期待できそうです。

◆水害にあいにくい

低地と高低差があるので、水害にあいにくいのが高台の特徴です。

海や川に近い低地では、「津波にあったら…」「洪水にあったら…」と心配がつきものですよね。でも、高台に家があれば、川が氾濫しても被害に遭うことはほぼないでしょう。

津波や洪水被害が少ないエリアとして、近年注目度が高くなっている土地です。

◆まとめ

高台は、「景色が良い」「静かな環境」という面で、開放感に包まれた穏やかな生活が魅力で人気があります。ただ、低地から高くなっているゆえ、事前に把握しておかなければならないポイントもいくつかあります。

次回は、高台の家で暮らすときの注意ポイントをお伝えしたいと思います。